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中央/大随求菩薩(だいずいくぼさつ) 左/摩利支天(まりしてん) 右/荒神(こうじん)
本堂は、ご本尊大随求菩薩様を中心に、左に摩利支天様、右に荒神様が祭られています。
毎月21日この本堂で先祖供養の例祭や、季節の節目には大祭が行われています。
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光・かげろうの神格化。
自らの姿を隠して、威光により災難を除き、利益を与える。
日本では武士の守り本尊とされ護身・富裕・勝利などを祈る神とされている。
- 随求明王菩薩とも呼ばれ大自在菩薩と同義の菩薩。 「滅罪生善」の尊にして名の如く衆生の求めに応じ利益を与え、解脱を導く。 随求(ずいく)とは願主の求めに随(したが)って自在ならしめるの意味で、自在に災いを除き福をもたらす。 慈悲・円満相で八臂を持ち、右手に五鈷杵・剣・鉞斧・三股戟、左手には法輪を載せた蓮華・索・宝幢・梵篋と、両側に林立し蓮華に座す。
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たけだけしく、霊験あらたかな神。
荒神とは三宝荒神ともいい不浄を
きらう神とされています。
不浄、火難、剣難、盗難の災害を
消除する。
- - 三宝とは -
- 「火の神」火産霊神 (ほむすびのかみ)
「かまどの神」奥津比古 (おくつひこ)
・奥津比売 (おくつひめ) の三神を現しています。
- 八臂(はっぴ)・・・・・・・
- 臂とは腕のことで、八本の腕を持つことを示している。
- 五鈷杵(ごこしょ)・・・・・
- 煩悩を打ち砕く仏の智慧を象徴する法具である金剛杵の一種。両端が五個の股から成っている。
- 鉞斧(えっぷ)・・・・・・・
- 鉞(まさかり)と斧(おの)。
- 三股戟(さんこげき)・・
- 両方に枝が出た三つ叉(また)の矛(ほこ)。
- 索(さく)・・・・・・・・・・・・
- 正しい法に帰依せず、邪道に外れた者を正道に連れ戻すための縄。
- 宝幢(ほうどう)・・・・・・・
- 宝珠で飾った幢(はた)。仏・菩薩が法の王将であることを象徴する旗。
- 梵篋(ぼんきょう)・・・・・
- お経が入っている箱。八万四千の法門に入って、衆生の障りを断ち、大空に住むことを現している。
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護摩堂・・・不動明王を主尊として奉安し、密教秘法の一つ護摩法(炎を焚き、災い悪行を焼き尽くし諸願の成就を祈る)を修する場。
護摩木は人の悩みや災難を、火は智慧(ちえ)や真理を表す。息災・増益・降伏(ごうぶく)などを祈願する。
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真言宗の開祖[空海」の諡号(しごう)。
※諡号とは死後につけられるおくり名。
- 大日如来の化身不動明王の 利剣に龍が巻く姿。 衆生の煩悩、迷いを沈め障り 災難を払う。
- 当山の鎮守、守護の尊。 悪因縁転化の功徳あり。
- ※ 空海が唐より帰朝の折、密教主護の為 飛来され神泉苑で請雨修法の際にも出現 したと伝えられる
- 当山鎮守の清瀧権現奉安のお堂
- 夫婦円満、家内和合を祈念する。 そのために障碍となる男女の悪縁を 断絶する。
お綱大明神略由来 / お綱の夫は、主命により遊女を下賜され城内の上屋敷に住み、
お綱と二人の子供は箱崎の下屋敷に住んでいた。しかし次第に夫の足も遠のき、
生活にも困窮、そこで下男宗平に「せめて桃の節句には」と、夫に家に戻ってくるよう
伝えてもらうも、聞き入れられない。宗平は奥様に申し訳ないと自害。
この訃報にお綱は、最早これまでと子供二人の首をはね腰に下げ、夫と刺し違えよう
と上屋敷へ。しかしその凄まじい形相に門前にて刺殺された。
その後異変、凶事が続き霊を鎮めるために「お綱大明神」として奉安された。
- 清瀧権現勧請により霊示を受け、湧き出た御神水。