滅罪行三度参りご案内

七月十七日の「夏越の水まつり」、八月三日の「清瀧護摩特別祈願会」、八月二十一日の「御霊送りの火まつり」総じて滅罪行三度参りを、皆様方へお勧め致しております。
日々起こる欲をむさぼる心・怒りの心・愚痴をこぼす心、この「貪・瞋・痴」の三毒、煩悩を洗い清める事で、無量の功徳を得て悟りに至る事が出来るとされています。
水まつりでは、現在生きている世界、自分の心身を清浄にする事を目指し、清瀧護摩により、自分が生まれる前の過去より持つ悪因縁を転化させる事を目指し、火まつりでは、その二つの功徳を得た心で、ご先祖さまへの報恩謝徳により私たちの未来への安穏を祈念致します。
院主　敬白
滅罪行特別祈願　一座志納料　二千円
※当祈願は御参詣された方のみ受け付けております。申し込まれた方には、水晶の青玉を一座につき七つ授与し三座行成満された方は、その玉をお預かりし「腕輪念珠」として当山でしつらえ、お渡し致します。

心のリセット「滅罪行」の勧め

日々の暮らし中「自分の心にうそをつく」苦しみから、「心のリセット」してみませんか。そのきっかけの第一歩となる「滅罪行」をお勧め致します。
弘法大師は、人の身をうけることの不思議、その中で密教に出会うありがたさを説かれておられます。私たちは、ｲﾑ様の見守り（誓願）の中、日々の募しを営んでおります。言わなくていいことを言ってみたり、しなくていいことをしてしまったり、つい素直になれず「ごめんなさい」が言えなかったり、誰にも言えない私の秘密、悩みを抱えたまま人生を過ごしてはいないでしょうか。
悩みの起こる元の中に「六根」というものがあります。「六根」とは、眼根(げんこん)、耳根(じこん)、鼻根(びこん)、舌根(ぜっこん)、身根(しんこん)、意根(いこん)の総称で、この六つの感覚器官から色、声、香、味、触の五つの対象に対する欲望となり、意根からは、財欲、色欲、飲食欲、名誉欲、睡眠欲、が起こります。次に欲望を満たす為に三毒（貧、瞋、痴の三煩悩）を起こします。

しかしながら上記のように、良い方に転化することで仏と同じように悟れるのです。この事を仏法では｢煩悩即菩提｣といいます。

「日々に、追うばかりの我なれば、滅罪行の杖をつき、仏の誓願哀愍納受に導かれ、進む一歩は阿字（仏、大日如未）のこの道」　　院主　記

滅罪行三度参り～第一座目～夏越の水まつり

古の普、人々に「ニ上山」と呼ばれ神々の宿る霊ふと称されてきた二丈岳。その地より湧き出る清らかな水に感謝し、皆様の心にきれいな水が流れるが如く、日々心地よく有る様祈念いたします。

「六根清浄祓い」

六根とは、眼根・耳根・鼻根・舌根い意根の総称。六根清浄とは、我々が生れ落ちる時から知覚器官は種々の垢に汚れているとされ、その罪を除き積極的に潔白・荘厳することにより、無限の働きを得て大自在の天地に遊ぶことが出来るという。

場所

眞光院護摩堂

日時

七月十七日（日曜日）

午前十時受付開始

午前十一時厳修

ご案内

当日は護摩祈願の上、流しそうめんのお接待も準備しておりますのでご参詣下さい。

お問い合わせ先　糸島市二丈福＃395-1　TEL092-325-1687 真言宗　真光院　院主

滅罪行三度参り～第二座り～

清瀧権現特別祈願会

弘法大師・空海が唐より帰朝の折線内で暴風雨に遭遇した際、龍王が船を護り無事に日本へ到着けという。その龍王が清瀧権現であり、空侮は密教を守護する者として篤くお祀りさた。

悪因縁転化消滅

当山では清瀧権現を勧請した際、眞光院の鎮守尊としてはもちろんの事、殊に悪因縁転化消滅の為の主尊としてお祀り致しております。私達はこの世に生まれる前の事、因と縁とが結び付き、此の世に生まれてきております。日々の暮らしの中で迷いや苦しみから解放されるため、過去世からの悪因縁を洗い清めます。

祈願案内

清瀧符（悪因縁転化）

一体　参千円

清瀧護摩祈願

一願　一千円

※滅罪行の受付は原則ご参詣された方のみとさせて頂きます。

日時

八月三日午前十一時より受付開始午後一時より勤修

※滅罪行一座目修了の方は滅罪符ご持参の上、お早めにお越し下さい。

滅罪行三度参り～第三座目～

御霊送りの火まつり

私達が暮す此の世には様々な生命が生減を縁り返しその魂が重ね繋がり、また末末への架け橋となる。ご先祖様の魂、水子の魂、生とし生けるものの魂に感謝し、供養し未来への無明を除く。

報恩謝徳行

当山で安置されるお綱大明神は、生前大変な苦しみを抱えながら非業の死を遂げられた実在する女性です。しかし、後の人々は大明神として篤くお祀りし、現在では家内円満、夫婦円満の神様として私達をお護りして頂いております。ご先祖様、種々の聖霊に感謝、供養し未来への安寧を祈念致します。

日時

八月二十一日（日曜日）午後四時より受付開始　午後五時勤修

※滅罪行の方は滅罪符ご持参の上、お早めにお越し下さい。

JRご利用の方は、十六時十五分頃、及び法要終了後筑前深江駅まで送迎致します。